写真に写り込んだ電柱や通行人、不要なロゴや装飾だけを取り除きたいけど、編集ソフトの使い方やアプリ選びに悩んでいる方は多くいるのではないでしょうか。
そのお悩み、不要なオブジェクトを選択するだけでAIが自動で消去・背景の補完をしてくれる「消しゴムマジック」で解決できるかもしれません。
こちらの記事では、iPhone・Android・PCで使える最新の消しゴムマジックが使える無料ツールを10種類厳選して解説します。
無料で使える消しゴムマジックツールの選び方
消しゴムマジックツールを選ぶ際には、次の項目を比較してみましょう。
- 対応端末:Web、iPhone、Androidなど
- 消去対象の種類:人物・文字・背景・髪の毛・ニキビなど
- 操作性:ブラシ、自動検出、UIのわかりやすさ
- 無料で使える範囲:回数制限、透かし有無、会員登録の必要性
- 処理後の仕上がり:自然さ、背景補完の精度、保存形式の豊富さ
まずは、5つの基準で気になる消しゴムマジックツールを2〜3種類まで絞り込み、同じ写真(同じオブジェクトを削除)を使って仕上がりを確かめてみてください。
操作性や処理後の仕上がりに関しては、目的や作業環境に応じて評価が左右されます。
スマホやPCなど今後利用する可能性の高いデバイスを用いて、互換性や処理速度、失敗したときの微調整のしやすさまで確認すると、実用性が高まります。
なお、消しゴムマジックツールの無料版では回数や精度に制限がかかることもあるので、事前に確認しておくと、スムーズにお試し利用ができて安心です。
フォトを一瞬でキレイに!厳選消しゴムマジック10ツール徹底レビュー
消しゴムマジックは、写真に写り込んでしまった通行人や電柱などを簡単な操作で削除できる便利な機能です。
どれも直感的な操作で使えますが、それぞれオブジェクトの選び方や仕上がりには違いがあるので、用途にあったものを選ぶことが大切です。
ここでは、厳選した10種類の消しゴムマジックツールが使えるサイトの特徴と、使用手順を画像付きで解説します。
Gazoulab(Web)
Gazoulabは、会員登録なしでも簡単にプロ級の画像編集ができるサイトです。
無料プランでも5クレジット付与されるので、その範囲内で画像編集や画像生成ができます。
ツールの特徴
Gazoulabの消しゴムマジックは、削除したいオブジェクトをブラシで塗りつぶすだけで、自然に削除・補完できます。
選択する方法は「ブラシ」のみに限られているので、編集ツールを使ったことがない初心者から効率よく編集したい上級者まで、誰でも使いやすい仕様です。
人物や動物、建造物だけではなく、文字やロゴ、ウォーターマークまで削除の対象となっており、選択したあとは、AIが違和感のない背景を自動補完します。
海外サイトは日本語対応でも不自然な言葉が散見されますが、Gazoulabは日本企業が運営しているので、日本人向けのUIデザインで使いやすく、トラブル時のサポートも安心です。
Gazoulabでの消しゴムマジックの使用手順
Gazoulabで消しゴムマジックを使用する際は、以下を参考にしてください。
ステップ1:
編集したい画像を挿入
まずは、Gazoulabのホームページを開いて、上のツールの「画像処理」→「AI消しゴム」を選択します。
続いて、「ここに画像をドラッグ&ドロップ」から編集したい画像を挿入します。
ステップ2:
ブラシで削除する範囲を選択
削除したいオブジェクトにカーソルを合わせて、削除したい範囲を選択します。
ブラシサイズは小から大まで自由に選択可能です。
選択範囲を調整したいときは「ブラシ」の横にある消しゴムマークを選択することで、部分的に削除できます。
削除する範囲の選択後、「消しゴム」をクリックすると、選択したオブジェクトを自動で削除・補完してくれます。
ステップ3:
完了
さらに、追加で不要なオブジェクトを選択することで微調整できます。
Googleフォト(Android/iPhone)
Googleフォトは、クラウド保存している画像をアプリ内でそのまま編集できるツールです。
アプリをダウンロードすれば、回数や機能グレードの制限がなく、完全無料でオブジェクトの削除をしたい人に向いています。
ツールの特徴
Googleフォトの消しゴムマジックは、対象オブジェクトを「なぞる」「囲う」「選択する」することでAIがそのオブジェクトを認識して削除します。
ブラシを使って削除したい箇所を塗りつぶすよりも手軽に編集できる点が魅力です。
また、Googleアプリ内に保存されている画像を、サイトやアプリに落とし込んだり、外部に保存したりする手間もかかりません。
UIデザインもシンプルな仕様になっているので、普段からGoogleフォトを利用しているユーザーであれば、迷うことなく操作できます。
Googleフォトでの消しゴムマジックの使用手順
Googleフォトで消しゴムマジックを使用する際は、以下を参考にしてください。
ステップ1:
編集画面を開く
まずは、Googleフォトアプリを開いて編集したい画像ページの「編集」をクリックします。
ステップ2:
消しゴムマジックを選択
編集画面の「ツール」タブに「消しゴムマジック」があります。
「消しゴムマジック」を選択すると、編集画面に切り替わります。
なお、背景にたくさんの人物が写っている場合、「ツール」タブではなく「候補」タブにいくと「消しゴムマジック」を選択できる仕様となっているので注意が必要です。
ステップ3:
削除したいオブジェクトを囲む
編集画面を開いたら、削除したいオブジェクトをなぞります。
なぞるほかにも、円で囲ったりオブジェクトをタップしたりすることもできます。
このあと、AIが自動でオブジェクトを認識して削除することになるので、オブジェクト全体を囲い込むようにしてください。
選択が完了したら、画面下の「消去」をクリックします。
ステップ4:
完了
仕上がりに納得いかなければ「リセット」や「←」を選択すると、やり直しが可能です。
微調整するときは、囲う範囲を小さくしたり大きくしたりすることで変化がでます。
「チェック」をクリックすると、Googleフォトアプリ内に保存されます。
iPhone標準「写真」アプリ(iOS18以降)
iPhone標準「写真」アプリは、iPhoneのカメラで撮影した写真や動画が保存される「写真」アプリの標準機能で不要なオブジェクトを削除できます。
ログインや会員登録、アプリのダウンロードなどは一切不要で、iOS18以降のデバイスを持っていれば、完全無料で利用できます。
ツールの特徴
iOS18以降のiPhoneを持っているユーザーであれば、「写真」アプリに保存されている画像を簡単に編集できます。
基本的に外部アプリやツールにはセキュリティが徹底されていますが、ハッキングや情報管理に不備があると、個人情報やアップロードした画像が流出する恐れがあります。
その点において、iPhoneの標準アプリはAppleのセキュリティ基準で処理されるため、外部にデータが漏れる心配がほとんどありません。
また、不要なオブジェクトを削除するだけではなく、画像のトリミングや明るさの調整、フィルターなどの画像編集も併用可能です。
なお、この機能はiOS18以降を搭載したiPhone専用のため、iOS18未満のiPhoneやAndroid端末では利用できません。
iPhone標準「写真」アプリでの消しゴムマジックの使用手順
iPhone標準「写真」アプリで消しゴムマジックを使用する際は、以下を参考にしてください。
ステップ1:
編集したい画像を挿入
「写真」アプリから編集したい画像を選択したら、画面下の「編集」ボタンをクリックします。
ステップ2:
削除したいオブジェクトを囲む
「クリーンアップ(消しゴムマジック)」を選択したら、不要なオブジェクトの範囲を囲います。
多少のズレがあっても、AIが自動で判断・補正してくれるので、問題ありません。
選択が終わったら、右上の「チェック」をクリックします。
ステップ3:
完了
右上「リセット」を選択すると、一つ前の状態に戻るのでやり直しができます。
納得のいく仕上がりになったら、右上の「チェック」をクリックすると編集後の画像が保存されます。
YouCam Perfect(iOS/Android)
YouCam Perfectは、美顔加工が充実している画像編集アプリです。
オブジェクトを削除した後の画像を保存するためには、無料トライアルもしくは有料会員へのアップデートが必要です。
ツールの特徴
YouCam Perfectの「AI除去ツール(消しゴムマジック)」は、4種類あります。
- 自動:AIがオブジェクトを自動検出したものから選択する方法
- ブラシ:塗って指定する方法
- タップ:消したいオブジェクトをタップするとAIが自動認識する方法
- なげなわ:消したい範囲を囲う方法
まずは「自動」から、消したいオブジェクトが検出されているか確認することで、手作業でオブジェクトを選択する手間を省けます。
「ブラシ」「タップ」「なげなわ」の手作業で消したいオブジェクトを選択する方法では、サイズを変更したり、選択範囲の一部を消しゴムで消したりできます。
4つの方法から使いやすいものを選べるので、オブジェクトの削除・補完の精度が高まりやすいです。
YouCam Perfectでの消しゴムマジックの使用手順
YouCam Perfectで消しゴムマジックを使用する際は、以下を参考にしてください。
ステップ1:
編集画面を開く
アプリを開いたら「写真編集」を選択します。
ステップ2:
「AI除去」を選択
編集ツールの中から「AI除去(消しゴムマジック)」を選択します。
ステップ3:
「自動」から削除したいオブジェクトを選択
「自動」から削除したいオブジェクトが検出されていれば、それを選択します。
もしも、AIがオブジェクトを検出していない場合、「ブラシ」「タップ」「なげなわ」を使うことで手動で削除するオブジェクトを選択できます。
ステップ4:
完了
画面上の「←」を選択すると、一つ前の編集状態に戻るので微調整・やり直しができます。
右上「保存」をクリックすれば、デバイスに保存されます。
Picsart(iOS/Android)
Picsartは、画像編集全般の機能が搭載されているオールインワンのアプリです。
オブジェクトを削除した後の画像を保存するためには、無料トライアルもしくは有料会員へのアップデートが必要です。
ツールの特徴
Picsartの削除(消しゴムマジックツール)は、「ブラシ」のみです。
機能が一つに絞られているからこそ、迷うことなく直感的に使いこなすことができるので、初心者でも安心です。
2本指で画像をズームしたり、ブラシサイズを調整したりすることで、ブラシのみでも、大きな範囲から小さな範囲まで柔軟に対応できます。
また、消したいオブジェクトを削除した後も、トリミングやフィルター、テキスト入力などの編集ツールを使えるので、最終的なデザイン制作までスムーズにおこなえます。
Picsartでの消しゴムマジックの使用手順
Picsartで消しゴムマジックを使用する際は、以下を参考にしてください。
ステップ1:
編集画面を開く
アプリを開いたら「削除」を選択します。
ステップ2:
削除したいオブジェクトを囲う
ブラシを使って削除したいオブジェクトを塗りつぶして指定できます。
ブラシサイズを調整すれば、細かい輪郭まできれいに選択できます。
また、選択範囲が広がり過ぎたときは、消しゴムマークをクリックすると、余分な部分を消して簡単に修正可能です。
消したいオブジェクトの選択が完了したら「削除」をクリックします。
ステップ3:
完了
画面上の「←」を選択すると、一つ前の編集状態に戻せます。
また、追加でブラシで塗ることで微調整が可能です。
右上「適用」をクリックすると、編集後の画像を保存できます。
PicWish(Web/アプリ対応)
PicWishは、オンライン写真から不要なオブジェクトを削除できる編集サイトです。
無料で使える消しゴムマジックツールの種類が豊富で、細かいオブジェクトから大きなオブジェクトまで効率よく削除できます。
ツールの特徴
PicWishは、消しゴムマジックツールの選択肢が豊富にあるので、オブジェクトの形状や大きさによって使い分けできる柔軟性があります。
不要なオブジェクトを手動で消す方法は、次のとおりです。
- ブラシ:塗って指定する方法
- 長方形:四角で一気に指定する方法
- 投げ縄:フリーハンドで選択する方法
- 消しゴム:余分に選択した箇所を調整できる
そのほかにも「クイック選択」として、AIが自動で文字や物体を検出して選択してくれる機能も搭載されています。
ただし、AIの自動検出になるので、自分が消したいと考えているオブジェクトが対応しているとは限りません。
うまく機能しなければ、手動ツールをご活用ください。
PicWishでの消しゴムマジックの使用手順
PicWishで消しゴムマジックを使用する際は、以下を参考にしてください。
ステップ1:
編集画面を開く
まずは、プロジェクトスタジオから「AIツール」の「画像消しゴム」をクリックします。
ステップ2:
編集したい画像を挿入
編集画面に切り替わったら「画像をアップロード」から編集したい画像を挿入します。
ステップ3:
削除したいオブジェクトを選択
「クイック選択」「ブラシ」「長方形」「投げ縄」のいずれかを使って、削除したいオブジェクトを選択します。
今回、クリック選択では、削除したいオブジェクトが反応しなかったため、「手動で調整」から「長方形」を使用しました。
ほかのオブジェクトも選択してしまったときは「消しゴム」を使って調整します。
オブジェクトの選択が完了したら「処理開始」をクリックします。
ステップ4:
完了
「取り消し」を選ぶと一つ前の状態、「やり直し」を選ぶと最初の状態に戻ります。
微調整したい場合は、元に戻してから編集が可能です。
右上の「保存」をクリックすると、デバイス内に編集後の画像が保存されます。
Magic Studio(Web)
Magic Studioは、不要なオブジェクトや背景を自由に削除・補完できるサイトです。
マジックイレーサー(消しゴムマジック)専用の編集画面が表示されるため、どのツールを使えば良いか迷う心配のない直感的なデザインになっています。
ツールの特徴
Magic Studioでは、ブラシを使って削除したいオブジェクトを選択するシンプルな仕様となっているので、初心者でも簡単に画像編集ができます。
「移動」「ズーム」を選択すれば、ブラシ1本でも細かく選択範囲を設定可能です。
背景や文字を削除する機能も搭載されているので、用途に応じて使い分けできます。
なお、無料版では低解像度+ウォーターマークありで保存されるので、商業用などで利用を検討されている方は、有料会員へのアップデートをご検討ください。
Magic Studioでの消しゴムマジックの使用手順
Magic Studioで消しゴムマジックを使用する際は、以下を参考にしてください。
ステップ1:
編集画面を開く
「物を取り除く(マジックイレーサー)」の「アップロード」から編集したい画像を選択します。
ステップ2:
削除したいオブジェクトを選択
編集画面に切り替わったら、削除したい範囲をブラシで選択します。
このとき、「+虫眼鏡マーク」を選択するとズームサイズを変更できるので、細かい作業をしたいときに便利です。
ブラシで削除したい範囲を決めたら「消去」をクリックします。
ステップ3:
完了
画面上の「←」をクリックすると、一つ前の編集状態に戻るので微調整できます。
画面の上の「ダウンロードマーク」をクリックすると、デバイスに編集後の画像(無料版は、低解像度・ウォーターマークあり)が保存されます。
VanceAI(Web)
VanceAIは、主にAI機能を使って画像編集できるサイトです。
無料版でも消しゴムマジックが利用でき、アプリやツールをダウンロードする必要がないので、インターネット環境があればいつでも不要なオブジェクトを削除できます。
ツールの特徴
VanceAIは、最新AI超解像技術を搭載しています。
消しゴムツールは、2種類の方法が用意されているので、オブジェクトの大きさや形状によって使い分けができます。
- 自動切り抜き:削除したいオブジェクトを大まかに選択したらAIが自動で判定する方法
- モノ切り抜き:削除したいオブジェクトを手作業で選択する方法
削除したいオブジェクトがはっきりとしているのであれば自動切り抜きを活用することで、効率よく画像編集が可能です。
一方で、AI判定が不自然に感じる場合は、手作業でも操作できます。
VanceAIでの消しゴムマジックの使用手順
VanceAIで消しゴムマジックを使用する際は、以下を参考にしてください。
ステップ1:
編集画面を開く
「AI画像加工」の「無料AIツール」の中にある「AI画像編集」をクリックします。
ステップ2:
編集したい画像を挿入
編集したい画像を選択してアップロードしたら、ツール欄の「消しゴム」をクリックします。
ステップ3:
削除したいオブジェクトを囲う
「自動切り抜き」にチェックを入れると、オブジェクトを選択した瞬間に、AIが自動判定して削除・背景の補完をします。
チェックを外すと、「モノ切り抜き」の状態になるので、オブジェクトを手動で選択することなります。
なお、オブジェクトの大きさや形状に応じて、ペンの太さは小〜大まで自由に調整可能です。
ステップ4:
完了
さらにペンでオブジェクトを選択すれば、消しゴムツールの微調整ができます。
画面右下「保存とダウンロード」をクリックすると、デバイス内に編集した画像が保存されます。
Canva(Web)
Canvaは、PhotoshopやIllustratorの知識がなくてもプロ級の編集ができるサイトです。
不要なオブジェクトを消す「マジック消しゴム」を利用するためには、有料プラン(30日間の無料トライアルあり)へのアップデートが必要です。
ツールの特徴
Canvaで不要なオブジェクトを削除する方法は、大きく分けて3つあります。
- ブラシ:手作業で不要な箇所を選択する方法
- クリック:オブジェクトをクリックするだけでAIが自動選択する方法
- 前景:背景だけを自動で選択する方法
ブラシを使用する場合は、「自動検出」をONにするとAIが不要なオブジェクトを検出して、自動で削除・補完するので編集の手間を省けます。
さらに、ブラシのサイズも自由に変更できるので、広い範囲を一気に選択できたり、被写体の輪郭や境界線まできれいに残したり調整することが可能です。
また、画像編集全般の機能が搭載されているので、トリミングやフィルター、テキスト入力などを併用しながら、画像を仕上げることができます。
Canvaでの消しゴムマジックの使用手順
Canvaで消しゴムマジックを使用する際は、以下を参考にしてください。
ステップ1:
編集画面を開く
左上の「作成」を選択して、編集したい画像を挿入します。
ステップ2:
マジック消しゴムの選択
「マジックスタジオ」の中にある「マジック消しゴム」をクリックします。
Canvaには、多数の編集機能が搭載されていますが、アイコン付きで直感的なデザインになっているので、PhotoshopやIllustratorよりも使いやすいです。
ステップ3:
削除したいオブジェクトを囲う
マジック消しゴムを開いたら、ブラシもしくはクリックを使って削除したいオブジェクトを選択します。
背景を消したいときは「前景」を選択して、範囲を設定してください。
自動検出を使えば、AIが自動でオブジェクトを認識して削除・補完してくるので便利です。
選択範囲が決まったら「削除する」をクリックします。
ステップ4:
完了
仕上がりに納得できない場合、ブラシやクリックを使って微調整ができます。
右上「保存」を選択すると、サイト内に保存されます。
Canvaは、画像編集全般の機能が搭載されているので、「保存」から「デザインを作成」を選ぶことで、フィルターやテキスト入力などの編集が可能です。
Fotor(Web)
Fotorは、写真編集・コラージュ作成・デザイン制作を一括で完結できる画像編集サイトです。
編集した画像をウォーターマークなしで保存するためには、有料プラン(割引特典あり)でのアップデートが必要です。
ツールの特徴
Fotorでは、無料会員でも魔法の消しゴム(消しゴムマジック)を使えます。
魔法の消しゴムを使う方法は、次のとおりです。
- ブラシ:削除したいオブジェクトを手動で選択する方法
- クイック選択:オブジェクトをクリックするだけでAIが自動判定する方法
精密性を重視するならブラシ、効率性を重視するならクリック選択がおすすめです。
日本語に対応していますが、翻訳機を使ったような不自然な言葉も混ざっているので、アイコンやロゴを見ながら機能を使い分けましょう。
ブラシのサイズ変更、選択範囲の調整(減算)にも対応しているので、複雑な形状・小さなオブジェクトを細かく選択できます。
Fotorでの消しゴムマジックの使用手順
Fotorで消しゴムマジックを使用する際は、以下を参考にしてください。
ステップ1:
編集したい画像を挿入
編集画面の「画像をアップロード」から編集したい画像を挿入します。
また、左の「おすすめツール」に表示されている「魔法の消しゴム」をクリックします。
ステップ2:
削除したいオブジェクトを囲う
「魔法の消しゴム」を編集するページを開いたら、「みがきます(ブラシ)」もしくは「クリック選択(AIの自動検出)」を使って削除したいオブジェクトを選択します。
ここでは、「クイック選択」を使用しました。
削除したいオブジェクトにカーソルをあわせるだけで画像のようにオブジェクトを自動で検出して選択範囲を定めます。
オブジェクトの選択が完了したら「取り除く」をクリックします。
ステップ3:
完了
気になる部分があれば、「みがきます(ブラシ)」もしくは「クリック選択」を使って微調整ができます。
右上「ダウンロード」をクリックすると、デバイスやクラウドに保存できます。
よくある質問
ここでは、消しゴムマジックのサイトに関するよくある質問に回答します。
消しゴムマジックの仕組みは何ですか?
消しゴムマジックの仕組みには、AIの境界線予測機能が搭載されています。
画像内の不要なオブジェクトを選択すると、その部分が消去され、AIが背景を自動的に補完するので自然な仕上がりになるというものです。
どのような種類のものを消せますか?
消しゴムマジックでは、建物・構造物、電柱、通行人、動物、装飾、映り込んだゴミや小物のオブジェクトを削除できます。
ただし、サイトやツールごとに対象物や補完精度が異なるため、まずは無料版を使って用途との相性を確かめることが重要です。
文字やロゴにも対応していることがあるので、幅広い場面で役立ちます。
画像の文字や透かしだけを消す最適な方法は?
文字や透かしだけを消すなら、消しゴムマジックよりもテキスト除去やウォーターマーク削除などの機能がおすすめです。
人物や動物のように輪郭や境目がはっきりしていないので、通常の消しゴムマジックでは、うまく反映しない可能性があるからです。
消しゴムマジックで人物や不要物を自然に消すコツは?
消しゴムマジックでオブジェクトを自然に消すには、消したい範囲を小さめに選択するのがコツです。
AIが自動補完したあとに違和感を感じたら、範囲を微調整することで自然な仕上がりになります。
消しゴムマジックサイトは本当に無料で使えますか?
はい、多くの消しゴムマジックサイトは無料プランと有料プランを用意しています。
無料プランでは、利用回数や機能性の制限がつくことがあるため、継続的に利用したい場合は追加課金をご検討ください。
消しゴムマジックは、写真に写り込んでしまった通行人や電柱、動物のほか、余計な文字やロゴなども簡単なステップで消去・補完できる機能です。
まとめ
消しゴムマジックは、写真に写り込んでしまった通行人や電柱、動物のほか、余計な文字やロゴなども簡単なステップで消去・補完できる機能です。
iPhone・Android対応のアプリ、Web(ブラウザ)、デバイスの標準アプリなど、さまざまなデバイスに対応で、完全無料で使えるツールも充実しています。
用途や仕上がりの自然さを比較し、長く使い続けることができるサイトを選びましょう。