「写真に写る人を動かせたら面白そう」と考えたことはありませんか。
静止画で撮ったものを動画にできれば、SNS投稿の表現の幅も広がり、品質の高い動画が作れたりと何かと重宝します。
しかし、編集作業で自然な動きを作るのは至難の業で、何より専門知識が必須です。
そんなときは1枚の写真から自然な動きをする動画が作れるアプリを使ってみましょう。
本記事では、無料で使える顔写真を動かすアプリ8選を紹介し、それぞれの特徴と使い方を分かりやすく解説します。
顔写真を動かすアプリの選び方と比較ポイント
顔写真を動かすアプリを選ぶ際は、以下の5つの観点に注目しましょう。
より違和感が少なく、使いやすいツールを選ぶヒントをつかんでください。
動きの自然さ
顔写真を動かすアプリは、表情や口元の動きに不自然さがないものを選びましょう。
ぎこちなさや違和感を覚えるようなアプリは避けたほうが無難です。
対応する画像形式と保存方法
顔写真を動かすアプリは、最終的に何をするかで、最適な画像形式や保存方法を選んでください。
動画にする場合はMP4に変換する必要があり、簡単なアニメーションならGIFやアニメーションPNGがおすすめです。
無料で使える範囲
顔写真を動かすアプリは、無料で使えるかどうかをチェックしましょう。
使える回数や時間制限、透かし(ウォーターマーク)の有無などに違いがあります。
対応デバイス
顔写真を動かすアプリは、パソコンを使うのかスマホを使うのかでも選び方が変わります。
なかにはブラウザ専用のアプリもあるため、ご自身が操作する予定のデバイスで使えるかも要チェックです。
生成方法の柔軟性
顔写真を動かすアプリは、顔を動かす指示の出し方がより柔軟な方が使いやすいです。
テキスト入力で指示を出すものもあれば、別の顔写真を読み込ませて表情を真似させるといった方法があります。
生成方法は使いやすさ重視で選ぶのがおすすめです。
顔写真を動かすおすすめアプリ8選
ここでは、顔写真を動かせるアプリを8つご紹介します。
Gazoulab(ブラウザ完結・無料・プロンプト&画像対応)

Gazoulabは、ブラウザ完結で使える顔写真を動かせるアプリです。
顔写真はもちろんイラストなどの静止画をアップロードし、動かしたい動きをプロンプト(テキスト)で入力するだけで簡単に動かせます。
特徴
Gazoulabはリップシンクと言って、テキストの入力内容に応じて、AIが自動で口元を自然に動かします。
これにより喋り方に連動した表情が作れるようになるため、元から映像であったかのような自然な動きが再現できるのです。
対応機能
- リップシンク:〇
- 音声の合成:〇
- 字幕の自動生成:〇
- 背景の削除 / 置き換え:〇
おすすめポイント
- 商用利用が可能でSNS投稿やプレゼンの資料への挿入に使える
- プリセット画像としてサイト内にサンプルとなる画像がある
- 声質や喋り方のニュアンスも細かく指定できる
Gazoulabを使って顔写真を動かす方法
ステップ1:
写真をアップロード

「アップロード」から画像を読み込ませます。
ステップ2:
プロンプトを入力

「音声読み上げのテキストを入力する」にプロンプトを入れ、言語や声質、喋り方のニュアンスを指定します。
ステップ3:
顔写真を動かす

「スクリプトの再生」は、音声のみでプロンプトで入力した内容が再生されます。
「AIで写真をアニメーション化する」は、顔写真がセリフを喋るようになります。
処理後
YouCam Video(表情変化+動画編集に強い)

YouCam Videoは、細かな表情の変化を付けてくれる、動画編集に強いアプリです。
1枚の静止画から生成されたとは思えないほど、動きの滑らかなムービーが作れます。
短い動画に向いているため、SNS向けの動画加工や自己紹介ムービー、アイコン作成などにおすすめです。
特徴
YouCam Videoは、詳細な動画がスマホで簡単にできるアプリです。
AIが人物の表情や顔の動きを解析して動かすので、自然なアニメーションを作成します。
ただ、音声を一緒に再生することはできません。
動画にBGMなどの音を付けるには、別のアプリを使って編集する必要があります。
対応機能
- リップシンク:〇
- 音声の合成:×
- 字幕の自動生成:〇
- 背景の削除 / 置き換え:〇
おすすめポイント
YouCam Videoにはモーションテンプレートがあり、プロンプトを入力せずとも「笑顔」や「首をかしげる」といった動作を選ぶだけで簡単に写真に指示を出せます。
音声は付けられませんが、写真からちょっとした動画を作りたい方におすすめです。
YouCam Videoを使って顔写真を動かす方法
ステップ1:
写真をアップロード

アプリを起動して「写真を追加」から、動かしたい写真をアップロードします。
ステップ2:
プロンプトを入力

写真のアップロードが完了したら、プロンプトを入力して写真をどう動かすか操作します。
YouCam Videoの場合、写真の動きを指示できる「テンプレート」があるのでそちらを使いましょう。
今回は、「性別スワップ」を使い、女性の写真を男性に変えます。
ステップ3:
顔写真を動かす

YouCam Videoは、写真をアップロードして「生成」をクリックすれば、あとは自動でAIが画像を編集してくれます。
動画が生成されるまで待ちましょう。
処理後
Reface(顔入れ替え×動く写真)

Refaceは、その名の通り顔写真や動画の「フェイススワップ(顔の入れ替え)」と「静止画のアニメーション化」に強いアプリです。
特徴
海外のサイトであるため、操作画面はすべて英語表記です。
難しい操作は必要ありませんが、画面を読み込むのに時間がかかってしまうでしょう。
対応機能
- リップシンク:〇
- 音声の合成:〇
- 字幕の自動生成:×
- 背景の削除 / 置き換え:〇
おすすめポイント
顔写真を動かすプロンプトには、たくさんのテンプレートが用意されています。
画像を編集する方向性が定まっていない場合は、テンプレートを参考に操作が可能です。
Refaceを使って顔写真を動かす方法
ステップ1:
写真をアップロード

Refaceは、アプリに画像をアップロードするだけで簡単に操作ができます。
ステップ2:
プロンプトを入力

プロンプトの入力はなく「AI VIDEO」で動画にしたい動きを選びます。
今回は、「Gender Swap」を選択しましょう。
PhotoDirector(AIアニメーション+GIF対応)

PhotoDirectorは、高度な画像編集機能を備えたソフトです。
スマートフォンやタブレット、パソコンなど操作する環境を選びません。
AIが自動で顔認識や被写体認識を行い、肌質や表情の微調整を自動でしてくれます。
特徴
PhotoDirectorは、画像編集にAIの力を使えるソフトで、編集に慣れていない人でも直感的に操作しやすいようデザインされています。
無料でも十分使えますが、顔写真を動かす操作についてはたくさんのクレジットを消費しなければなりません。
対応機能
- リップシンク:×
- 音声の合成:×
- 字幕の自動生成:×
- 背景の削除 / 置き換え:〇
おすすめポイント
PhotoDirectorは、AIの力を使ってサクサク画像編集ができるサイトです。
初心者の「手軽に画像編集がしたい」といった要望に対し、中程度以上の画像編集スキルを持つ人でも満足に使えるような機能が充実しています。
PhotoDirectorを使って顔写真を動かす方法
ステップ1:
写真をアップロード

「ポートレート画像から動画を生成」をクリックして動画をアップロードします。
ステップ2:
プロンプトを入力

画像がアップロードできたら、「テンプレート」より写真を動かす動きを選択しましょう。
右側にあるツールバーでは、動きのモードと表示時間、音声を入れるかどうかがすべて選択できるので、そちらも操作してください。
MyEdit(Web完結・画像アップロードで即変換)

MyEditは、操作がブラウザで完結するタイプの画像編集ソフトです。
合成やエフェクトなどの編集操作が可能で、その中の一つとして顔写真を動かす機能があります。
特徴
MyEditは、画像や音声を組み合わせて編集できますが、より滑らかな口パクであるリップシンクや音声の合成については、操作として可能ではあるものの緻密なものではありません。
対応機能
- リップシンク:△
- 音声の合成:△
- 字幕の自動生成:×
- 背景の削除 / 置き換え:〇
おすすめポイント
MyEditはソフトをインストールせずに使えるため、お手持ちのデバイスの容量を気にする必要はありません。
スマートフォンによってはバージョン次第で画像が生成できない場合もあります。
その場合は、パソコンでの作業に切り替えてみてください。
MyEditを使って顔写真を動かす方法
ステップ1:
写真をアップロード

「動画アニメーション」より、動かしたい写真をアップロードします。
ステップ2:
プロンプトを入力

MyEditは、画像のアップロード後の編集作業が2通りから選べます。
「テンプレート」では、写真を具体例通りに動かすことが可能です。
「カスタム」を選べば、プロンプト入力で写真の動きを詳細に指定できます。
TokkingHeads(リアルタイム顔アニメーション)

TokkingHeadsは、顔写真を使って動きのみならず歌を唄わせることもできるサイトです。
ユーザーは写真をアップロードし、テンプレートを選ぶかテキストで動画の動きを指示できます。
音声・テキスト・既存動画テンプレートなどを組み合わせて、まるでその人物が喋っているかのような動画を簡単に作ることができます。
特徴
TokkingHeadsにはプペッティングと呼ばれる機能があり、カメラで映し出した自分の顔の動きをアバターに読み込ませて動かせる機能があります。
リアルタイムで顔写真を動かせるため、表現の幅も広がるでしょう。
対応機能
- リップシンク:〇
- 音声の合成:△
- 字幕の自動生成:×
- 背景の削除 / 置き換え:△
おすすめポイント
サイトは英語表記ですが、操作がシンプルかつアイコンで何をすべきか視覚的に理解できるため、誰でも使いやすいでしょう。
無料で利用でき、生成回数に上限がないのも嬉しいポイントです。
TokkingHeadsを使って顔写真を動かす方法
ステップ1:
写真をアップロード

「Upload your own photo」から画像をアップロードします。
ステップ2:
プロンプトを入力

今回は、プロンプトを入力せず「LASTCHIRISTMAS」を選択します。
ステップ3:
顔写真を動かす

顔写真の画面に占めるサイズ感を指定したら、「Generate tokkinghead」をクリックして動く画像を生成します。
処理後
Avatarify(ビデオ通話で顔を動かす)
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Avatarifyは、顔写真を動かせるアプリです。
首を傾げたり笑顔になったりといった操作はもちろん、口パクも美しく再現できます。
1枚の写真に写る複数名の顔を動かすことも可能です。
特徴
AvatarifyのAIは顔認識・口や表情の動きに特化しているため、1枚の静止画から滑らかな動画が作れます。
Liveモードといってインカメラで動く顔を撮影し、そのまま同時にアバターを動かすといった操作も可能です。
対応機能
- リップシンク:〇
- 音声の合成:△
- 字幕の自動生成:×
- 背景の削除 / 置き換え:△
おすすめポイント
歌う、話すといったエンタメ性の高い動きが滑らかにできます。
TikTok やInstagramのショート動画などと相性が良いですが、写真を動かすには有料版に登録しなければなりません。
ただし、お試し版なら3日間無料で使えます。
解約を忘れないように注意すれば、無料で作れます。
Avatarifyを使って顔写真を動かす方法
ステップ1:
写真をアップロード
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好みの動きをするアバターを検索してプレビュー画面を見ます。
今回はこちらのベースで動画を編集しましょう。
「Change photo」から画像をアップロードします。
ステップ2:
プロンプトを入力
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プロンプト(動画の動きの指示)はあらかじめアバター選択の際にできているので、動画をアップロードすると同時に動く動画が生成されます。
処理後
Vindoz AI(口元を動かして話す動画を簡単に作成)

Vidnoz AIは、顔写真を話している動画にするのに定評のあるアプリです。
140以上の言語に対応しており、AIアバターやテンプレートも豊富に用意されています。
特徴
Vidnoz AIは、編集画面がプラットフォーム形式になっているので複数名での動画編集作業に対応しています。
有料版にすることでなめらかで高画質な動画が作れるのがポイントです。
対応機能
- リップシンク:〇
- 音声の合成:〇
- 字幕の自動生成:〇
- 背景の削除 / 置き換え:△
おすすめポイント
Vidnoz AIなら手軽に顔写真を動かせるだけではなく、複数名で編集作業にあたれます。
無料プランでも比較的幅広い動画編集が可能です。
Vidnoz AIを使って顔写真を動かす方法
ステップ1:
写真をアップロード

「アップロード」より画像を読み込みます。
ステップ2:
プロンプトを入力

今回は「AIで写真・画像を動かす」をクリックして顔写真を動かします。
処理後
顔写真を動かすアプリの活用シーンと上手な使い方
顔写真が動けば、具体的にどのような時に活用できるのでしょうか。
また、利用するにあたっての使い方のコツを知っておけば、よりスムーズに顔写真を動かせるようになるでしょう。
活用シーンと上手な使い方について解説します。
動く顔写真の活用事例と利用用途
顔写真が動かせる=写真から動画にする技術には、人の注意を引き付ける効果があります。
具体的には以下のような活用事例が考えられるでしょう。
- 家族・ペットの思い出動画
- SNS投稿・プロフィール動画
- 教育・プレゼン資料への活用
- エンタメ・ネタ動画の作成
静止画ではなく動画には、思い出に花を添え、より印象的な表現が可能となります。
人の目を引き付ける効果があり、個性のアピールや話題性にもつながるでしょう。
顔写真を動かすアプリにおける使い方のコツ
顔写真を動かすアプリについては、種類に限らず以下のようなコツがあります。
- 高画質で正面を向いた顔写真を使う
- 背景がシンプルな画像を選ぶ
- 音声やテキストを組み合わせると効果的
顔のパーツが分かりやすい写真を使えば、AIがより緻密で繊細な動きを表現しやすくなります。
同じ理由で、画像の背景もシンプルなものが推奨されるでしょう。
また、単純に動かすだけではなく字幕を加えたり、写真の人物を喋らせてみたりするだけでもリアリティが追求できます。
よくある質問
顔写真を動かすアプリについて、よくある質問についてまとめました。
これからアプリをダウンロードしようかと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
無料で顔写真が動くアプリは?
顔写真を動かせるアプリの中には無料で利用できるものがあります。
ご紹介したアプリだと以下のものが無料です。
- YouCam Video
- TokkingHeads
どのアプリもAIが写真を滑らかに動かしてくれるうえに、クレジットの消費を気にせず作業できます。
スマホで写真を動かせるAIアプリは?
顔写真を動かせるアプリの中には、スマホの操作にも対応しているものがあります。
- Gazoulab
- YouCam Video
- Reface
本記事で紹介したアプリだと、上記のものがスマホでも操作しやすいです。
顔写真を動かす機能は無料で利用できますか?
ほとんどのアプリでは、顔写真を動かす機能そのものは無料で利用できます。
しかし、ウォーターマーク(透かし)が入っていたり、生成回数に上限があったりするアプリすると考えてください。
何より、無料で付与されるクレジットには限りがあります。
たった1回の生成でもクレジットが足りないケースが考えられるため、利用予定のアプリやサイトの利用条件を知らべておきましょう。
顔写真を動かすアプリは安全ですか?
顔写真を動かすアプリの安全性は、アップロードされた写真や画像の扱いで決まります。
利用規約やプライバシーポリシーを見ておきましょう。
肖像権を保護する観点で、アップロードされた写真や画像の情報をアプリ内に蓄積しないものが安全です。
安全性が気になる方は、あらかじめ利用・保存先サーバーについて確認しておきましょう。
写真をアニメーション化できるアプリは?
写真をアニメのように動かせるアプリには以下のものがあります。
- YouCam Video
- PhotoDirector
上記で紹介しているので、チェックしてみてください。
まとめ
顔写真を動かすアプリは、AIの力を使って撮影した写真はもちろん、1枚の静止画から自然な動きを生成できます。
元から動画であったかのように滑らかな動きが出せるアプリもありますが、写真を動かすにあたって完全に無料で作業できるアプリは多くありません。
今回紹介したアプリでは、以下のものが無料で使えます。
- Gazoulab
- YouCam Video
- TokkingHeads
いずれのアプリも、高画質で正面を向いた写真を使った方がより自然な仕上がりになります。
用途や機能を比較し、自分に合ったアプリを選びましょう。