「描いた絵を動かしたいけど、どうすれば良いのかわからない」そのようにお悩みの方は少なくありません。
イラストからの動画生成は、動画編集の専門知識が必要で、初心者や子供には難しいものでした。
しかし最近では、スマホやパソコンで使える無料アプリやAIツールが登場し、誰でも簡単に描いた絵を動かせるようになっています。
本記事では、描いた絵を動かせるツールを8つと、それぞれの使い方をわかりやすく紹介します。
描いた絵を動かすアプリの選び方
描いた絵を動かすアプリを選ぶには、以下のことをチェックすると良いでしょう。
- 操作の簡単さ(初心者・子供でも使えるか)
- 無料で使える範囲
- 絵の種類(人物/動物/キャラクター)に合うか
- 出力形式(GIF/MP4/SNS共有)
- 対応端末(スマホ/PC/ブラウザ)
描いたイラストを動かすアプリを使用しても、専門用語が多く操作が難しければ、思うような作業はできません。
無料で利用できるアプリは、お試しで挑戦してみたい方にもおすすめです。
また、人物や動物、キャラクターなど絵の種類に合った動画を作成できるかもチェックポイント。
出力形式はアプリによって異なるので、GIFやMP4などの出力、またはSNSで手軽に共有できるかも確認しておきましょう。
スマホで利用したい方は、androidまたはiPhoneでインストールができるかも確認してください。
パソコンで操作したい方は、インストール不要のブラウザで利用できるツールがおすすめです。
描いた絵を動かすおすすめツール8選
ここでは、描いた絵を動かせるツールを8つご紹介します。
ツールの特徴やおすすめのポイントに加えて、それぞれの使用手順をステップに分けて解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
| 対応デバイス | 特徴 | 費用 | |
| Gazoulab | PC・スマホ | インストール不要でシンプルな操作性 | 無料/有料 |
| Animated Drawings | PC・スマホ | 歩くや踊るなど自由な動きを選べる | 無料 |
| YouCam Video | スマホ(iPhone・android) | 高画質化などさまざまな動画編集が可能 | 有料 |
| Vidu | スマホ(iPhone・android) | 手軽に使えるテンプレートを完備 | 無料/有料 |
| Adobe Firefly | スマホ(iPhone・android) | カメラの動きもコントロールでき映画のような動画を生成 | 無料 |
| Animation Desk | iPhone・android・Windows | パラパラ漫画のような動画の作成が可能 | 無料 |
| Onecut Note | PC | WEB上で手描きのアニメーションを作成 | 無料 |
| DeeVid AI | PC・スマホ | プロンプトで自由な動きを決められる | 無料/有料 |
Gazoulab

Gazoulabは、パソコンやスマホなどのブラウザ上で、手軽に使えるAI画像編集ツールです。
背景の透過や不要物の除去、画像の高画質化などをワンクリックで実行できます。
デザインや写真編集の知識がない方でも、まるでプロのような画像に仕上がるのが魅力。
初心者にも扱いやすいシンプルな操作性と、高速処理が特徴のAI画像編集ツールです。
特徴
Gazoulabには、描いた絵を動かす動画生成機能があります。
画像をアップロードするだけで、AIが画像を認識して自動で動画を生成。
動かしたい動きの説明を入力する欄もあり、自分好みの動画を生成できるのが特徴です。
対応機能
- イラストから動画生成
- テキストから画像生成
おすすめポイント
- 初心者にもわかりやすいシンプルな操作性
- これ一つで画像編集ができる多彩な機能
- インストール不要でパソコン・スマホから操作可能
- 日本語対応で安心
使い方
ステップ1:
動画生成ページに移動する

トップページの上部にある「画像生成」にカーソルを合わせます。

そのなかから「画像から動画生成」ボタンをクリックしましょう。
ステップ2:
画像をアップロード

左側にある「画像をアップロード」をクリックします。
動かしたいイメージがある場合は、画像の下に文章を入力しましょう。
アップロードと入力が完了したら、左下の「動画生成」ボタンをクリックします。
ステップ3:
完了

動画の生成が完了したら、右上にあるダウンロードボタンをクリックします。
処理後
Animated Drawings

Animated Drawingsは、Metaが開発したAIツールです。
イラストを自動でアニメーション化できます。
パソコンやスマホなどブラウザ上で利用でき、特別な技術がなくても使いやすいのが魅力。
初心者でも簡単に、動くキャラクターを作成できます。
特徴
Animated Drawingsでは、書いたイラストをアップロードすると、AIが人物の輪郭や関節を自動で認識します。
細かい部分は、手作業で調整も可能です。
骨格の指定もできるため、なめらかで自然なアニメーションに仕上がります。
対応機能
- イラストから動画生成
おすすめポイント
- 専門的な知識が不要
- アプリのインストール不要
- 誰でも無料で利用できる
- 歩く・走る・踊るなど自由な動きを選べる
使い方
ステップ1:
動画の生成を始める

トップページの右上にある「Try it now」をクリックして、動画の生成をスタートします。
すべて英語のため、日本語に翻訳しておくとわかりやすいでしょう。
ステップ2:
画像をアップロードする

アップロードのボタンをクリックし、描いたイラストをアップロードします。
ステップ3:
画像の読み込み

画像が自動で読み込まれます。

輪郭や骨格などは微調整も可能です。

問題ない場合は、右下にある「Next」ボタンで進みます。
ステップ4:
完了

左側の動きに合わせてイラストが動きます。
ダウンロードしたい動画が決まったら、右下にある拡大ボタンをクリックしましょう。
右下にあるダウンロードボタンをクリックして完了です。
処理後
YouCam Video

YouCam Videoは、AIを活用した動画編集アプリです。
静止画からの動画生成や、テキストからの動画生成が可能。
手ブレ動画を補正したり、高画質化したりと、さまざまな動画編集が行えます。
特徴
YouCam Videoでは、描いた絵をアップロードするだけで、思い通りにイラストを動かせます。
無料で利用できますが、生成される動画にはウォーターマークがつきます。
頻繁に利用する人や高度な機能を使いたい人は、有料プランを検討しましょう。
対応機能
- イラストから動画生成
おすすめポイント
- 静止画やテキストから動画の生成が可能
- 手ブレ動画の補正や高画質化など動画編集に最適
- メイクやヘアカラーが動画上に適用できる
使い方
ステップ1:
アプリをダウンロードする

iPhoneまたはandroidのアプリをダウンロードします。
アプリを開いたら「画像-動画変換」のボタンをタップします。
ステップ2:
テンプレートを選択します

キスやハグ、ダンスなどの動きを選びます。
「写真をアニメーションに」を選択すると、自分で好きな動きを指定できます。
ステップ3:
イラストのアップロード

「写真を追加」をタップし、動かしたいイラストを選択します。
プロンプトに好きな動きを指定することも可能です。
動画の生成には有料プランへの登録が必須となっているので注意しましょう。
Vidu

Viduは、画像やテキストから動画を作成できるアプリです。
androidまたはiPhoneからアプリをインストールできます。
SNSの投稿やプロの映像制作など、幅広い分野で使われています。
特徴
Viduでは、描いた絵をアップロードするだけで瞬時に動画を生成できます。
手軽に使えるテンプレートも用意されているため、初めてでも簡単にイラストを動かせます。
すべての利用者に、動画を無料で生成できるクレジットが一定の量付与されるのも嬉しいポイントです。
対応機能
- イラストから動画生成
- テキストから動画生成
おすすめポイント
- 使いやすいテンプレートが豊富
- 無料クレジットありでお試しできる
- 文字入力だけでも動画の生成が可能
使い方
ステップ1:
動画の作成を始める

トップページの左下にある「今すぐ作成」をクリックします。
ステップ2:
画像をアップロード

画面左側にあるメニューから、「画像から動画」を選択します。

「スタート」を押して画像をアップロードしましょう。
ステップ3:
作成スタート

画像のアップロードができたら、画像の下に動かしたいイメージを入力します。
その後「作成する」ボタンを押してスタートします。
ステップ4:
完了

動画が作成できたら、右下にあるダウンロードマークを押して完成です。
処理後
Adobe Firefly

Adobe Fireflyは、AIを活用したクリエイティブスペースです。
画像や動画の生成はもちろん、音声やサウンドトラックの生成などさまざまなことに活用できます。
iPhone、androidで利用できるモバイルアプリも用意されています。
特徴
Adobe Fireflyの「画像から動画生成」機能を使えば、描いた絵を簡単に動かすことができます。
カメラの動きもコントロールできるため、まるで映画のような動画の生成が可能。
生成した動画は、商用利用もできます。
対応機能
- イラストから動画生成
- テキストから動画生成
おすすめポイント
- 生成されたコンテンツは商用利用可能
- 動画に音声も付けられる
- Adobe製品との連携がしやすい
使い方
ステップ1:
トップページを開く

トップページを開き、左下にある「画像から動画生成を試す」をクリックします。
ステップ2:
画像をアップロードする

「フレーム」に画像をアップロードします。
解像度や横縦比は、左側から調整してください。
ステップ3:
イメージを入力する

「プロンプト」にイラストを動かすイメージを入力します。
入力が完了したら「生成」を押しましょう。
ステップ4:
完成

動画が作成されたら、画像の右下にあるダウンロードボタンを押して完成です。
処理後
Animation Desk

Animation Deskは、iPhoneやandroid、Windowsで利用できるアプリです。
イラストのアップロードはもちろん、手描きでイラストを描きながらアニメーションの制作ができます。
有料プランも用意されていますが、基本機能は無料で利用できます。
特徴
Animation Deskでは、パラパラ漫画のようなフリップブックの制作ができます。
ブラシやペンなどが用意されており、自分好みの線や色塗りが可能。
作成した動画は、GIFやMP4などの形式でダウンロードできます。
対応機能
- イラストから動画生成
- イラストの手描き
おすすめポイント
- 手描き間隔でフレームごとのアニメーションが作れる
- 前後のフレームを透かせる「オニオンスキン」対応
- 基本機能は無料で利用できる
使い方
ステップ1:
アプリをダウンロードする

iPhoneやandroid、Windowsのアプリをダウンロードします。
今回は、Windowsのアプリで動画を作成します。
ステップ2:
フレームを作成する

右下の「+」をクリックし、フレームを作成します。
ステップ3:
イラストを描く

動画にしたいイラストを直接描いていきます。

下部にある「オニオンスキン」ボタンを押すと、前のイラストが透けて見えるので描きやすくなります。
ステップ4:
完成

左下の「輸出する」ボタンを押すとダウンロードできます。
ファイルはMP4で保存が可能です。
処理後
Onecut Note

Onecut Noteは、手描きでアニメーションを作成できるアプリです。
Web上で、手軽にアニメーション制作を試せます。
作成した動画は、GIF・APNG・WEBM形式でダウンロードできます。
特徴
Onecut Noteには、見本画像をなぞってイラストを描ける「ステンシルモード」が備わっています。
トレースであることを示すマークが埋め込まれるため、練習用におすすめです。
対応機能
- イラストの手描き
おすすめポイント
- インストール不要でWeb上で完結
- 初心者でも描きやすい機能
- アカウント不要で無料で利用できる
使い方
ステップ1:
アニメーションを作成する

トップページにアクセスし、右上にある「アニメーションを作成する」をクリックします。
ステップ2:
ステンシルモードに設定する

ブラウザ上で直接イラストを描いていきます。
右下のボタンをクリックし、ステンシルモードを利用するのもおすすめです。


描きたいイラストの画像をアップロードしましょう。
ステップ3:
イラストを描く

画像をアップロードすると、うっすらと画像が浮かび上がります。
なぞってイラストを描けるので、初心者の方でも簡単にイラストを描けます。
ステップ4:
複数のページを作成する

下部のボタンでページを増やし、イラストを描いていきます。
「▶」ボタンで作成した動画を再生できます。
ステップ5:
完成

右下のボタンから「ダウンロード」を選んで完成です。
DeeVid AI

DeeVid AIは、特別なスキルがなくても動画の生成ができるツールです。
アプリをインストールしなくても、WEB上で利用できます。
テキストや静止画からの動画生成や、動画から新たな動画を生成する機能などが充実しています。
特徴
DeeVid AIでは、描いた絵をアップロードして、どのような動きにしたいか入力するだけで動画の生成が可能。
画像と文章を分析して、より良い結果を導き出す「AIプロンプト」にも対応しています。
作成した動画は、商用利用も可能です。
対応機能
- イラストから動画生成
- テキストから動画生成
おすすめポイント
- 誰でも数ステップでイラストを動画にできる
- テキストで詳細な動きの指定も可能
- アプリのインストール不要
使い方
ステップ1:
画像をアップロードする

トップページから、画像をアップロードします。
イラストの動きをイメージしてプロンプトも入力しましょう。
ステップ2:
動画を作成する

画像の下にある「作成」ボタンをクリックします。
クレジットが必要ですが、初めての方には20クレジットが付与されます。
ステップ3:
完成

画像の右上にあるダウンロードボタンを押して完成です。
処理後
描いた絵を動かすと何ができる?
「描いた絵を動かす」と聞いても、実際にどんなことができるのかイメージできない方も多いかもしれません。
絵が動くことで表現の幅がぐっと広がり、子どもから大人まで楽しめる世界が広がります。
家族・教育用途
子どもが描いた絵に動きをつけると、「自分の絵が動いている!」という感動を与えられます。
親子で一緒にオリジナルの絵本やショートアニメを作れば、遊びながら創造力や表現力を育めるでしょう。
創作・趣味用途
趣味として楽しむなら、イラストにセリフやナレーションをつけて、オリジナルアニメを作るのがおすすめです。
物語のほかにも、歌と合わせてミュージックビデオ風の作品も作れます。
SNS・共有用途
動くイラストは人の目を引きやすく、SNSでの発信に最適です。
描いた絵を動画にして投稿すれば、自分のイラストを広めるきっかけにもなり、フォロワーとの交流も増えるでしょう。
学習・体験用途
AIを使って自分の絵を動かすことで、自然とプログラミングやデジタル表現の基礎が学べます。
描く力と動かす力を同時に体験できるため、子どもも遊びながら楽しく学べるでしょう。
よくある質問
自分で描いた絵を動かすアプリは?
上記で紹介したアプリなら、自分で描いた絵を動画のように動かせます。
リアルタイムで描いた絵を動かしたいなら、「Animation Desk」や「Onecut Note」がおすすめです。
無料でアニメーションが作れるアプリは?
上記で紹介したアプリの多くは、無料でアニメーションが作成できます。
「YouCam Video」は、無料プランだと動画にウォーターマークがつくので注意しましょう。
絵が踊り出すアプリは?
描いた絵を躍らせたい場合は、プロンプトを入力して自在に動きを付けられるアプリがおすすめです。
「Gazoulab」や「DeeVid AI」なら、プロンプトで動きの細かな指示ができます。
描いた絵をデジタル化できるアプリは?
上記で紹介したアプリは、描いた絵をMP4ファイルなどにデジタル化できます。
アプリのサービスによってファイルの種類は異なるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
一枚絵を動かす無料のスマホアプリは?
一枚絵を動かせる無料のスマホアプリは、「Gazoulab」や「Vidu」です。
「Animation Desk」や「Onecut Note」は、イラストが複数枚ないと動かせないので注意が必要です。
まとめ
描いた絵を動かすには、AIの動画作成ツールがおすすめです。
初心者の方は、「Gazoulab」や「Vidu」など、無料で簡単に利用できるツールを活用しましょう。
動くイラストには、さまざまな活用方法があります。
ぜひ今回紹介したツールを使って、大人も子供も楽しめる動画を作成してみてください。